こんにちは!ドラム暦15年の上川楽です!
今回は実際に練習して感じた
椎名林檎の「丸の内サディスティック」のドラムをコピーするポイントをまとめました!
実際にライブで丸の内サディスティックを演奏したことも何回かあります。
これから丸の内をはじめてドラムのコピーをされる初心者の方や
丸の内サディスティックのグルーヴを出したいと思っている方の参考になれば幸いです。
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ドラムが超カッコ良過ぎる曲51選!J-POP&洋楽,インストも!ドラマー必見!!
Contents
①シャッフルのノリを感じる
丸の内のビートは、16ビートのシャッフルビートです。
簡単に言えば、跳ねる感じの16ビートです。
初心者の方だとなかなか慣れないリズムだと思います。
私自身も初心者の頃に、このビートに慣れるのに、時間がかかりました。
原曲を聴きながらビートに慣れると演奏しやすいと思います。
特に16分の裏、オフビートを感じるように
意識するとノリがでてくると思います。
ちなみに原曲はaikoや桑田佳祐、星野源、Doasのバックなどで活躍されていた
河村カースケ智康さんがドラムを演奏しています。
カースケさんについて知りたい方はこちらの記事がおすすめです!
河村カースケ智康の神ドラムから感じる4つの凄すぎる魅力!!
②横ノリで演奏する
この曲の感覚的なリズムのイメージは、軽くステップするような軽快な感じです。
なので、ゴリゴリの縦のロックのノリではないです。
いわゆる、横ノリのビートでジャズのようなスイング感もあるような気もします。
そこを意識するとより原曲の雰囲気が出てきます。
③サビ前のキメとブレイク
サビ前のスネアの決めとブレイクは、全体で合わせるのでここはしっかりと
押さえておきたいところです。
ここがバシッと決まれば曲自体が締まって
原曲にぐっと近づきますし、合わせるのが楽しくなります。
スネアの「タカッ!タカッ!」のキメはしっかりとキメするぞ!てきな
しっかりと自信を持って主張する感じで演奏すれば、説得力のある音になってカッコ良くなると思います。
ブレイクはしっかりと音を止める気持ちでブレイクを意識すると
キメとブレイクの緩急が出てより全体が引き締まり
カッコ良く鳴らせると思います。
さらに言えば
口ずさむような感じで決めをすれば
④ハイハットで軽快なビート感を出す
改めて、コピーしてみて感じたのは
全体的に軽快な感じで、どちらかと言えば軽い感じのイメージで
演奏すればノリが出やすいです。
特にハイハットの8分を軽快な感じでステップするかのように
スイングする感じで「チッチッチッ」と
鳴らせば、ノリが出てグルーヴ感が増すと思います。
⑤どこで息を吸うか意識する
これも最近わかったのですが
呼吸を意識するのとしないのとでは、音の緊張感、メリハリが全然異なります。
わかりやすいのが
ボーカルと息を合わせるのも良いと思います。
ボクサーがパンチする時に息を吐くように
呼吸をしっかりと意識すると音の緊張感が変わります。
興味のある方は
試しに同じフィルインやリズムで
呼吸を意識しない時と呼吸をする時で比べてみたら良いと思います。
このことは、セッションドラマーの先駆者的存在の
村上ポンタ秀一さんのレッスン動画で知りました。
呼吸も意識するとグルーヴ感は変わることは間違いないと思います。
ポンタさんのことがくわしくわかる記事はこちら↓
村上ポンタ秀一の神ドラムから学ぶ凄すぎる4つの魅力!!
⑥完コピはしなくて良い
全ての曲で言えることですが、無理やり完コピはしなくて良いと思います。
自分のコピーできる範囲やコピーしたいところはコピーする
のが良いと思います。
ただキメやブレイク、シャッフルのビートは主軸になるので
そこは練習して磨きつつやれる範囲でコピーで良いと思います。
自分のペースで上達していくのが楽しみながら継続するコツと思います。
⑦エンディングをどう終わるか決めておく
原曲の丸の内はフェイドアウトなのでどう終わるかを決める必要があります。
参考になるのは、東京事変のライブです。
終わり方も何パターンかあると思うので
どんな風に終わるかは
他のバンドメンバーと相談するのが良いと思います。
簡単にするなら
エンディングあたりで、大きく盛り上がって
1小節の簡単なフィルインを終わりの合図に終わるとか
決めると良いと思います。
原曲と東京事変では、アレンジが変わっていて
ドラムも変わっているので
また雰囲気やフィルも変わっています。
個人的にはアダルト(大人)のツアーアルバムで演奏された
跳ねない丸の内サディスティックも好みですね!
くわしくはこちらの記事で紹介しています↓
東京事変のおすすめライブDVD!ベスト3!まとめ!
色んな丸の内を演奏するのも良いですね。
1人で練習するのが不安ならレッスンを受けた方が最速で巧くなれる
丸の内サディスティックは曲のリズムとノリを掴むのが難しいので
初心者には難しいかもしれません。
客観的に自分の演奏を見てもらうには
ドラムレッスンを受けるのが効果的です。
レッスンを受けることで、丸の内サディスティックを演奏するための
自分の課題を明確になり、その課題に必要な練習が明確になるからです。
その結果、丸の内サディスティックを演奏できるようになり、上達していきます。
おすすめのドラムレッスン教室は200か所以上のスタジオレッスンがある椿音楽堂です。
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最後まで、読んで頂きありがとうございました!
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