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伝説のドラマー!ヨギ・ホートンの凄すぎる3つのドラミングとは?

私の憧れのドラマーであります

ヨギ・ホートンについて話したいと思います。

(photo by Rock and Roll Paradise

 

今は亡きドラマーですが

アレサフランクリンやマーカスミラーなどの

世界的有名なアーティストと

演奏をしていた凄腕のドラマーです。

 

強靭な肉体から繰り出される

低重心の図太いグルーヴ

もった唯一無二のドラマーです。

 

どんなドラマーかくわしく見ていきます。

 

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東京事変のドラマーや佐野康夫さんも影響を受けていた!?

私がヨギ・ホートンを知るきっかけは、

音楽、ドラムのレッスンの先生でした。

 

学生の頃に、東京事変にはまり、

修羅場」のドラムがすごくカッコ良くて

どうしてもコピーしたい!

と先生に言って曲を聞いてもらいました。

 

東京事変の畑俊樹さんの記事も作りましたので良ければ、こちらをご覧下さい!(^^♪

 

修羅場のPVがこちらです。浮き雲さんのギターがスパニッシュ的な感じでオシャレです。

 

この修羅場を聴いて、先生が

ハイハットの使い方とかヨギ・ホートンの感じがするねー

と言われました。

 

当時の僕は「え?誰?ヨギ・ホートンて?」

という感じでしたが、

 

ヨギ・ホートンにすっかりはまり続けております。

 

ドラマーであれば、一度は聴いて損はないと思います。

 

aikoのバックなどでも知られる超売れっ子

ドラマーの佐野康夫さんもお好きみたいですね。

 

畑俊樹さんもライブの音源等(第二期の大人ツアーライブ

DVD「just can't help it」等)を聴いていると

 

ハイハットのアクセントのつけ方とかヨ

ギーの感が感じられるので多分、

お好きなんだろうなて思ってます。

 

ヨギ・ホートンの活動

ヨギーは1953年10月1日に生まれ、

80年代に活躍したドラマーで10代からプロになりました。

 

彼の最初のレコーディングは

Dave "Baby" Cortezの1972年のアルバムSoul Vibrationでした。

 

レッスンの先生からお聞きしたのですが、

ヨギーはスティーヴ・ガッドのローディーをしていたらしいです。

 

スティーヴ・ガッドの記事も書きましたので、興味のある方はこちらもご覧ください。(^^♪

ヨギ・ホートンの参加曲

ヨギーはボブ・ジェームズや今は亡き

アレサフランクリンのバックで活躍し

売れっ子ドラマーになりました。

 

特におすすめなのが、アレサフランクリンの「get it alright」です。

 

参加曲①「Get It Right」Aretha Franklin

 

この曲をレッスンの先生に教えて頂き、

なんてカッコ良いんだ!と思いとりこになりました。

 

この曲のリズムが特に

東京事変の修羅場とよく似ていると思います。

 

冒頭の32分音符のタム移動のフィル

や切れのあるハイハットワーク

低い低重心のバスドラムの鳴り

音がたまらなくて最高ですね!

 

タイトな音が好みのドラマー、

リスナーの方には特におすすめです。

 

ヨギ・ホートンが参加したアレサフランクリンのアルバム詳細はこちら↓(^^♪

 

参加曲②「Zebra Man」Bob James(1983)

 

ボブ・ジェームズの「Foxie」も有名です。

「marco polo」が特に有名で、

サントリーのCM曲として使用されてみたいですね。

 

ゲームのBGMにもされていたようです。

 

個人的には「zebraman」が好きですね。

ヨギーの声でカウントが入っています。

 

ちなみにベースシストとは、かの有名なマーカスミラーです!

 

ZebramanとMarco poloの2曲が

ヨギーがドラムとして参加しています。

 

他の曲は、スティーヴ・ガッドが

ドラムで参加していたと思います。

 

参加曲③「SHE'S MY LADY」(1987年12月)

 

日本では、角松敏生さんが

ヨギーのことをよく慕っていて、

 

1985年頃からヨギーがツアーの合間にお願いして、

アルバムの曲に参加していたみたいですね。

 

「She's my lady」はヨギーが演奏をしています。

ヨギー追悼の12インチ・シングル曲です。

 

その他の楽曲

「Forever, For Always, For Love」Luther Vandross(1982)

  • A1 Bad Boy / Having A Party
  • A2 You're The Sweetest One
  • A3 Since I Lost My Baby
  • A4 Forever, For Always, For Love
  • B1 Better Love
  • B2 Promise Me
  • B3 She Loves Me Back
  • B4 Once You Know How

soul系のアルバムです。

「See The Light」Chew(1983)

1.Chew(Theme)
2.Good Good(Feel Alright)
3.I Like It
4.Gimme Something
5.Baby Hold On
6.Please Don't Take Your Love
7.Tell Me You Love Me
8.See The Light
9.Yummi Yum
10.Your Love

女性ボーカルバンドで、セッション

ミュージシャンの集まりのようですね。

 

「Sharing Your Love」Change(1982) 

1. The Very Best In You
 2. Hard Times (It's Gonna Be Alright)
 3. Oh What A Night
 4. Promise Your Love
 5. Everything And More
 6. Sharing Your Love
 7. Take You To Heaven
 8. Keep On It
 9. You're My Number 1
 10. You're My Girl
 11. Hard Times (It's Gonna Be Alright) (Long Version)
 12. The Very Best In You (Short Version)
 13. Sharing Your Love (Short Version)
 14. Hard Times (It's Gonna Be Alright)
バラード系が多いです。
「All Night Long」B.B.&Q.Band(1982)
リズムの中でアクセントになっているハイハットの
入り方が堪らなくてカッコイイですね!

その他にダイアナ・ロスやジョンレノンの

楽曲にも参加されているようですね。

くわしくはこちら(^^♪

 

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ヨギ・ホートンの特徴的な3つドラムスタイル

①太いどっしりとしたグルーヴ感

これはヨギ・ホートンのドラマーには外せない

グルーヴで

言葉では表現しきれない魅力があります。

アレサフランクリンやボブジェームズの音源など、

どの音源にも

共通するのがこのグループです。

このようなグルーヴを出せる

ドラマーはなかなかいないと思います。

 

どっしりとしたグルーヴの秘訣はおそらく、

タメのあるスネアに、低重心のバスドラム

にあると思います。

 

②独特のフィルイン

フィルインもヨギ・ホートンの特徴でもあります。

アレサフランクリンのget in alrightで演奏しているような

ここぞ!という時の

シンバルやタムのアクセント間のあるフィル

などがあります。

 

おそらく、右からだけでなく左からも演奏していると思います。

両利きですね。

 

③ハイハットワークの幅の広さ

ハイハットの演奏に仕方が個性的で表現の仕方に

幅の広さを感じます。

最も特徴的なのがハイハットの16分の裏アクセントです。

 

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ヨギ・ホートンのドラムスタイルがよくわかる映像

 

ボブジェームズの1987年のライブDVD(The Queen Mary Jazz Festival

必聴です!ドラムソロありです)

 

にヨギーがバックでドラムをしており

よく何度も聴いて研究していたのですが、

ハイハットの絶妙なタッチが唯一無二なんですよね。

 

点のごとく「チッ!」と言わせてそれで納得感のある音を出したり、

チ~」と柔らかく伸ばす音もあったりと

ダイナミックかつ繊細でディスコ的なノリもあれば、

バラード的なソウル系もこなす。

 

小手先ではないドッシリ感やはり凄いですね。

強靭な肉体の強さが音にでている様な気がします。

フィルを細かく見ると両利き的な感じです。

 

外国人の超一流どころになると両利き的な方が多いですね。

ヨギーはスティックの逆に持つこともよくしていますね。

 

ヨギ・ホートンのドラムソロ

このDVDの詳細はこちら↓(^^♪

 

ヨギーのドラムクリニック動画

yogi hortonで検索すると出てきます。

基本的にヨギーは左利きみたいですが、

これらの動画では右で叩いていますね。

 

教則本では右利きの人が多いので、

敢えて右で演奏しているのかもしれません。

良かったら検索してみて下さい。

 

「R&B / Funk Drummingの歴史」(1983年) 絶版のようです。

 

 

ヨギ・ホートンの悲しい結末

ドラマー界、ヒュージョン界を代表する

存在になったヨギーですが、

 

1987年6月8日にLuther Vandrossのコンサート演奏後に

17階のホテルの窓から投身自殺をしてしまい、

33歳という若さで命を落としました。

 

どうやらネットの情報によると、

ヨギーは躁うつ病に苦しんでいたようです。

ご冥福をお祈りいたします。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

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